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警察官昇任試験のSA問題を何から勉強すれば分からない方も多いのではないかと思います。
そんな方は「一問一答」形式の問題から勉強を始めてみてはいかがでしょうか。
そもそもSA問題とは?
SAは「ショートアンサー」の略で、警察官昇任試験の一次試験で実施されます。
SA問題の形式
SA問題は、問題文を読んで5つの枝から正解を選びます。
※都道府県によって形式が異なる場合があります。
例えば、こんな問題。
(下記の例題は昇任試験にはまず出ませんので、あくまで例として)
例題「次は、数学に関する記述だが、誤りはどれか。」
(1) 1+1=2である
(2) 1×1=1である
(3) 1÷1=1である
(4) 1-1=0である
(5) 1÷0=0である
この問題の正解を導くためには、枝(1)~(5)を検討しなければなりません。
※ちなみに正解は(5)
1÷0=「解なし」となります。
数学では0で割ることは許されていないため、そもそもこの計算式自体存在してはいけません。
SA問題のメリット・デメリット
<メリット>
・本番さながらに勉強できる。
→ 本番と同じ形式のため、解くノウハウや時間配分等、慣れるためには適しています。
<デメリット>
・一問解くのに5つの枝を検討するため時間がかかる。
→ 初学者や勉強に慣れていない方、時間がない方は、取り組むハードルが高い。
一問一答で解く
SA問題では一問に要する時間が長いため、勉強に慣れてない方や時間がない方は、一問一答形式で問題を解くことをおススメします。
SA問題を一問一答形式で解くってどういうこと?
SA問題は5つの枝を検討して答えを導きます。
言い換えれば5つの枝を一問一答しているようなものです。
つまり、枝文1つ1つを問題文として考え、正誤を出すことをすればよいのです。
一問一答のメリット・デメリット
<メリット>
・取り組む前の精神的ハードルが低い
・繰り返すことで知識の定着を図れる
・スキマ時間を活かせる
・復習に使える
→ 共通していることは、一問ごとにすぐ正誤と解説が確認でき、一問あたりにかかる時間が短いことです。
<デメリット>
・手軽さゆえ、何となくやって「勉強した気」になってしまいがち
→ これでも一定の効果はありますが、基本知識習得のため、知識定着のため等、目的と意識を持つことでより効果的になります。
KOSUZOの活用
KOSUZOでは「ちょこトレ」コンテンツで一問一答を出題しています。
当該月号のSA問題の中から基本的な枝文をピックアップしているため、いきなりSA問題を解くにはハードルが高い方や、そもそもSA問題が苦手な方にぴったりです。
さらに、2024年8月号には別冊『SA集 一問一答 2025』が付いています。
過去数年分のSA問題を分析し、頻出項目1,110問を厳選しているので、何から勉強をしたらよいか迷っている初学者の方やサクッと復習をしたい方におススメです。
「ちょこトレ」も「別冊 SA集 一問一答」もアプリ『KOSUZONE』対応です。
一問一答はアプリとの相性が良く、サクサク解くことができます。
まとめ
SA問題は、結局は枝を一問一答をしています。
一問一答形式でまずは基礎を固めるのも良し、SA問題の復習のためスキマ時間で活用するのも良し、勉強法の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。
一問一答のコンテンツも多い『KOSUZO』を是非ご活用ください。


